Z0205/福山200か・179



  2002年のカブトガニ号増便に伴い、1台が新製された。ハイデッカーながら高出力エンジンが選択されている。 エアロエースの導入によって一時期ローズライナー・リードライナーに運用されていたことがあったが、2010年頃からカブトガニ号専用車に返り咲き、近鉄バス布施営業所に滞泊する運用に就いている。 定員は46人で、後部に化粧室を備えている。アルミホイールは井笠で唯一トピー工業製のものを装着している。
 事業廃止時には中国バスに引き継がれ、引き続きカブトガニ号で運用されていた。2013年9月中旬には中国バス新塗装に塗り替えられ専用ラッピングが施工されたものの、2016年2月1日のダイヤ改正でカブトガニ号が減便されたため、ラッピングを剥がして共通予備車として使用されていた。2018年初頭に運用を外れ、2月に除籍された。
Z0305/福山200か・220


  2003年にリードライナー専用カラーを纏って登場。 以前は貸切改造のHD-2がリードライナー塗装で活躍していたが、2007年ごろ除籍されたため、現在は井笠所属の専用塗装はこの1台のみである。また高速車で初めてLED式行先表示機を採用した。 定員は50人で、後部に化粧室を備えている。冷房装置はデンソー製を搭載しており、住金製10穴アルミホイールを履いている。
 事業廃止時には中国バスに引き継がれ、引き続きリードライナーで運用されている。